2013-11-20
スペルトの発芽&はじめての麦踏み
たっぷりの秋雨をうけ、播種後一週間程でスペルト小麦が一斉に発芽を始めました。
発芽後すぐに霜が降り、気温マイナスの朝もあり心配でしたが、悪いと噂の発芽率も全く問題なく、ほぼ芽が出ています。
発芽率80%以上はありそうです。
発芽後、麦にはかかせない「麦踏み」という作業があります。麦は踏みつけられることで分けつが進み、太く丈夫に逞しく成長するそうです。
やっとのこと地上に這い出したと思ったら束の間、グリグリと踏みつけられる麦達…。
少々不憫な気持ちにもなりましたが、ここは涙をぐっとこらえて家族で踏んでいきます。
出たばかりの芽をフミフミ歩きます。
妻もフミフミ。
双子の娘もフミフミ。
無心で踏むうち、いつのまにかなんだか楽しくなってきます。
麦踏みのことを調べていたら、こんな歌をみつけました。
「麦踏みながら」
関根利根雄作詞/土岐善麿補作・玉利明作曲/安部幸明編曲
山ふところのだんだん畑 麦踏みながら 見た雲は あれは浮雲 流れ雲 一畝踏んでふりむけば 風にちぎれて 空ばかり
山ふところのだんだん畑 麦踏みながら 見た人は あれは商人旅すがた 一畝踏んでふりむけば もみじがくれの うしろ影山
山ふところのだんだん畑 麦踏みながら 見た鳥は あれはかりがね 親子づれ 一畝踏んでふりむけば 峯は夕映え ひとつ星
農山村のゆったりとした時間や、のどかな風景の伝わるよい歌ですね~。
歌そのままの風景です。畑に立ち見る四阿屋山(あずまやさん)はいつも美しい。
あとは定期的に麦踏みをしてやりながら、冬に耐え、春の訪れを待つのみです。
丈夫に大きく育ちますように!
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