2016-11-07
スペルト小麦の種まき
今年もスペルト小麦の播種作業が無事完了しました。
麻績村では冬の到来が早いため、10月中旬から後半あたりが播種時期の適期になります。
今年はおなじみの手押しの播種機、ごんべえさんに加え、管理機で牽引する播種機も導入。
手押しごんべいさんだと、水糸をはりつつ条間を測って作業していたため、2人作業でないとできなかったところが、こいつならタイヤ跡を走ることで、1人で作業が可能に&作業効率2倍以上にアップ!力強い相棒です。
おかげさまで当初の予定より早く作業を完了させることができました。
村の仲間と共同で作付けしている圃場もあわせると、今年は全部で1町歩(1ha)程に。
スペルト小麦は品種改良のされていない古代小麦のため、現在のパン小麦に比べ収量が少なく、さらに分厚い殻で覆われているため歩止まりも非常に悪く、一反でおおよそ100kg~150kgほどしか収穫することができません。
さらに、ふたごや農園のある麻績村はいわゆる中山間地域で、一つ一つの農地が狭く、まとまった収量を得るには広い面積を必要とする穀物栽培を行うには、なかなか厳しい面もあるのですが、使われていない遊休耕作地などをコツコツと開墾し、年々少しずつですが栽培面積を増やしています。
様々な面で難しいスペルト小麦栽培ですが、自分はこの作物に非常に魅力を感じています。
来年はお待たせしている皆さんに、出来るだけ年間を通じて出荷できるようにしていきたいです。
無事実りを迎え、麻績村産無農薬有機スペルト小麦が、必要としていただける沢山の人の手に届きますように!
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