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2011-12-05

「環境フェア2011/手しごと市/地方の暮らしが都会をリードする」

昨日は犬山城下町公園にて開催されたお祭り、環境フェア2011/手しごと市に家族で遊びにいってきました。
 
大災害に見舞われた2011年。食、エネルギー、安全、今私たちは暮らしの根底を問われています。COP10から一年。自然と、生物と、そして人とが調和する、そんな暮らしへのターニングポイントを迎えています。
『COP10』・『3.11』Turning Poin t-地方の暮らしが都会をリードする-
 
こんな言葉ををテーマに、オーガニックの飲食マーケットや自然素材を使ったクラフトマーケットやワークショップ、地元の企業や農家さんの展示直売、かむあそうトライブスをはじめとした東海地方で活躍するローカルアーティストなどのLIVEなど、盛りだくさんの内容で一日中楽しめるお祭りでした。
 
その中でも地方の暮らしが都会をリードする」をテーマに行われたトークライブがなんとも素晴らしい内容だったので、ぜひこのblogでも紹介させていただきたいと思います。
 
3.11以降、急速にかわりつつある社会の中で、僕らは今後どうやって生きていったらいいのか?そんなあたらしい暮らしにかんするヒントがたくさん詰まったとても参考になるトークLIVEでした。
 
原発に象徴される、嘘と金と不安にまみれたいままでの経済至上主義、中央集権的な搾取を軸においた利権社会構造から、自然の恵みを資源とし、与えることを軸においた、みんなが幸せや安心を感じて生きていける「地方分散型自給社会」へ。
 
3.11以降、今の社会ってなにかがおかしくないか?と疑問を持った多くの人たちそれぞれが、試行錯誤しながらも初めているあたらしい暮らしの芽が、日本全国至る所で芽吹き始め、どんどんつながっていき大きな波になってきているのを感じました。未来は明るい!
 
是非一度ご覧になってみてください。
 

「地方の暮らしが都会をリードする」犬山環境 Talk Live

【犬山市体育館】
13:30開演/15:30終演予定 定員200名
入場無料
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田中優:
1957年生まれ。環境、平和運動などさまざまなNPO活動に深く関わる。
NPOバンクの立ち上げを行い、環境問題に関する著書も多い。
未来バンク事業組合理事長、日本国際ボランティアセンター理事、ap bank監事などをつとめる。

駒宮博男:
1954年生まれ。
東京大学中退。学生時代は年に120日以上山中で過ごし、登山の海外遠征10回を超える。岐阜県恵那市に在住、経済、環境、エネルギーなどを中心に地域の持続可能性をデザイン。小水力発電の開発なども手がける。
NPO法人地球の未来理事長、NPO法人地域再生機構理事長、NPO法人ぎふNPOセンター理事長。

澁澤寿一:
1952年生まれ。東京農業大学大学院修了。
1980年国際協力事業団専門家としてパラグアイ国立農業試験場に赴任。
帰国後長崎オランダ村、循環型都市「ハウステンボス」役員として企画、建設、運営まで携わる。
現在樹木・環境ネットワーク協会理事長として、日本やアジア各国の環境NGOと地域づくり、人づくりの活動を実践中。全国の高校生100人が「森の名手、名人」をたずねて聞き書きし、発信する「森の聞き書き甲子園」などの事業、森林文化の保全教育、啓発を行っている。

こちらはトークライブ後に飛び入りでセッションがはじまった「田中優×かむあそうトライブス」のレアなLIVE映像。
会場に中部電力のブ-スがでていたにもかかわらず、反原発の熱いメッセージを、かむあそうトライブスの奏でるレベルミュージックにのせて、LKJばりの魂をのせたダブポエットを披露してくれた田中優さん。このあたらしいコラボレーションスタイルは斬新で心に響きました。
素晴らしい祭りを企画した、いぬやーまんのみなさん、かむあそうトライブスの仲間たち。
ありがとうございました!

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