toggle
2009-12-17

Everybody loves a sunshine.

毎日、太陽が昇るのと、沈んで行くのを見る。

毎朝、仕事に向かう車で大きな川をこえる時、左手の上流の方から登ってきた太陽を見る。
今日みたいなとても寒い朝には、太陽に照らされて暖まった川から白い水蒸気がもくもくと湧いて、川の水面が真っ白に曇る。
そこに朝日があたり、川の水面を金色に照らす。
橋を渡る車の中、金色の光に包まれる。
そんな日は一日の始まりに感謝する。
夕方、仕事を終え、現場から帰る車の窓から、山の向こうに沈んで行く太陽を見る。
山々の端の方に、ゆっくりと沈んで行く夕陽は、幾重にも重なった雲を照らしながら、空や土、ぜんぶを真っ赤に染める。山々も木々も田んぼも畑も町も車も人も、何もかもが夕日に真っ赤に染まる。その真っ赤な空の中を、鳥がどこかに飛んで行く。
山の向こうへとゆっくり消えて行く太陽を見ながら、いつも救われたような気持ちになる。
家にいる双子の娘のことを思い出し、あたたかい気持ちになる。
僕は毎日、朝日と夕日に祝福されている。
世界中に暮らす、すべての人たちもおなじなんだろう。
すべてが繋がっているのを感じる。
太陽の光の恵みの中、僕らはみんな生きている。
もう少し双子の娘が大きくなり、朝日や夕日のあのなんともいえない美しさを、一緒になって眺めながらきれいやなあと共有する日を想像し、胸が熱くなる。
そんな日々の暮らしの中の、ささやかな感動を大切にしていきたいと思う。

この記事が気に入ったら
いいね ! お願いします。

Twitter で、ふたごや農園を
   
関連記事

コメントを残す