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2013-11-26

楮(こうぞ)の刈り取り

本日は村に自生する「楮(こうぞ)」の刈り取り作業を行いました。
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現場となった天原地区の大明神。なんだかとても気持ちのいい場所です。
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「楮」は紙漉きの原材料となる植物で、村内の様々な場所に自生しています。
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↑刈り取った楮
麻績村では江戸時代より近代まで、農家の副業として紙漉きが盛んに行われていた歴史があります。
古い民家には「すき屋」と称する紙漉きをするために設けられた部屋が今でも残っているほどです。
しかし他の産業と同じく、近代化の波を受け、残念ながら村内で紙漉きを行う農家は現在では一軒もなくなってしまいました。
しかしなんとかその素晴らしい技術や伝統文化を、途絶えさせることなく次世代につないでいこうと、地域おこし協力隊の隊員が、村の方と協働しながら「麻績の紙漉き」の復興活動を行っています。
「和紙づくり~一枚の紙が出来るまで~」
http://www.omimo.info/chiikiokoshi/cat3/post_22/
現在、村の地産の材料を使用し、小学校の卒業証書を手漉き和紙で制作しようという素晴らしいプロジェクトが進行中です。
良い和紙ができますように!
 

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