ひょうたんの水漬け
毎年恒例、ひょうたん作り最大の難関、水漬け作業がやってきました。
ひょうたんはそのまま外にほかっておいても、いずれ自然乾燥しカラカラになりますが、表皮にカビの跡がつき、肌は汚くなってしまいます。
塗装などする用途ならそれでも良いのですが、綺麗な肌のひょうたんにするためには、この水漬け作業が必要です。
今年は数が多いこともあり、どうやって水漬けを行おうか思索していました。当初は、網に入れて重りをつけて、近所のため池に放り込んでおこうと考えていましたが、池といえばうちの庭に、昔鯉でも飼っていたと思われる、使っていない立派な池があるのを思い出し、そこを利用して今年は水漬けを行うことにしました。
まずはひょうたんにドリルで穴を開けます。中に水が入り腐りやすくなるようにと、腐ったひょうたんの中身を外に出すためです。場所は基本頭の一番上のツル首に開けますが、ランプやスピーカーなど、加工用途が決まっており穴を空ける予定があれば、お腹やお尻でも構いません。しかしあまり穴を大きくすると、水漬け中にそこから割れてしまうことがあるので注意。
何十年かぶりに池に水が張られました。プカプカと池に浮かぶひょうたんたち。
立派な池がなんだか楽しいことに。
ありがちな池の名前、ひょうたん池がうちにも誕生しました。
そのままだと散らばってしまうので、廃材で型枠を作りその中に押し込みます。
上にコンパネを敷いて、重りを載せていきます。
60個分のひょうたんの浮力は物凄く、人一人くらい余裕で乗ることができました。まるで筏のよう。昔はもしかしたらヒョウタン船なんかもあったかもしれない。
石やブロックを何個も載せて、やっと水面下まで沈みました。100kgは余裕で超えています。恐るべしヒョウタンの不沈力。
このまま二、三週間放置し、中身が腐るのを待ちます。
ここから、面倒&臭い作業が始まります。
続く・・・
コメントを残す