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2011-04-19

「ぎふスローライフ自然農業塾」

以前のエントリーでもご紹介した、岐阜市で職業訓練の一環として「NPO法人 ぎふスローライフ市民フォーラム」が主催する、岐阜市打越・椿洞周辺の広大な農園、古民家を修繕したコミュニティハウスを舞台に、全国から縁あって集まった12名の仲間が「農と食、持続可能な暮らし」をテーマに、自然農法を実践しながら学んでいく、一年間のプロジェクトぎふスローライフ自然農業塾」が三月より開校され、その生徒の一人として日々学んでいます。

 
::HP::「ぎふスローライフ自然農業塾」http://slowlife-gifu.org/

 
通学にかなりの時間とガソリンを消費してしまうため、いろいろ悩んだ結果、七宗町の山の家から住まいを移し、学校の近くの通称:竹林の家に、最低限の荷物を持って家族で引っ越してきました。休日は山の家、平日の日中はみんなの家(コミュニティーハウス)、夜の寝床は学校が用意してくれた宿、竹林の家と、三軒の家を渡り歩く生活。なんだか不思議な生活で、旅をしているような感覚になる。
 
コミュニティハウスでの生活は、さながら大家族のよう。
お母さん、お父さんがいっぱいいて、一人が料理をしていても、誰かが子供たちを見ていてくれる。三食みんなで食卓を囲み、わいわいごはんを食べる。発芽玄米を主食に自分たちの畑でとれた作物を基本にした、一汁一菜のシンプルでおいしい食事。双子の娘たちも自然の中で泥んこになりながら、のぴのび毎日とても楽しそう。
みんなでシェアし助け合う生活。
金でつくられたつながりではなく、利他の精神、助け合いの気持ちを根っこにした、ほんとうのつながり。
日々、クワを降るい大地を耕し、土とふれあう毎日に、心のチューニングがどんどんいい感度に研ぎすまされていく。
人生は、学ぶ準備ができた時、師が現れる。受け取る準備ができた時、贈り物がやってくる。人生の約束を思い出した時、古き仲間に再会する。生き方を決めた時、真の仲間創りが始まる。最近は、人生がこの言葉どおりの毎日になってきているのを感じる
 
それぞれ形は違えど、おなじ志をもった素晴らしい仲間たちと、田んぼや畑を耕しながら学び、新しい暮らしやコミュニティーについて、日々語り合う日々。
 
3/11の大震災からもう一ヶ月が経ったけれど、原発関係のニュースは刻々と深刻さをましていく。全ての人が原点に立ち戻り、土地や暮らし、自然との繋がりについて、真剣に今一度考える時が来ている。これから先、僕らが何を選択していくかで、次の時代が生まれていく。子供たちのためにも、僕たちはここで変わっていかなければいけない。
 
この学校で学ぶ一年間を通じて、以前から自分のテーマとしている自然農を中心としたあたらしいコミュニティー」「自然エネルギー」「地域分散型自立社会」「足るを知る」「食とエネルギーの半自給」について、今一度考え、できることから実践していきたいと思う。

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コメント1件

  • サトコ☆ より:

    めちゃいい感じだね!!!

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